呼吸のしくみ



PART5 呼吸のしくみ

<呼吸の意味>


呼吸とは


呼吸をすることの意味

呼吸・・・細胞がエネルギーをとり出すために必要な酸素を空気中からとりこみ、エネルギー産生のときに発生す     る二酸化炭素を体外に排出するために行なわれる。

(酸素)  肺→肺静脈→心臓→大動脈→全身の細胞

(二酸化炭素) 全身の細胞→大静脈→心臓→肺動脈→肺→体外


呼吸がおこなわれる場所

(空気)  鼻腔・口腔→咽頭・喉頭→気管→気管支→肺

気管支 枝分かれし、肺全体をおおう。

肺胞 (気管支の先端にある)…3億個ほどある。

ガス交換  空気と血液の間で酸素、二酸化炭素を交換。


呼吸運動のしくみ


呼吸は肺の伸縮によっておこなわれる

肺自体には筋肉がなく、自ら伸縮できない。

・肺は、胸腔内に収められており、肋間筋(ろっかんきん)、横隔膜により胸郭が広がると陰圧がかかり膨張。
空気が肺胞内に入る。(吸息)
・肋間筋、横隔膜が弛緩→胸郭が弾性によって元に戻る。(呼息)

・腹式呼吸…安静時  横隔膜のはたらき
・胸式呼吸…深呼吸  肋間筋のはたらき


呼吸運動の調節


呼吸はどのように調節されている?